家庭学習を続けるために気を付けていること
我が家では毎日、学校の宿題とは別に家庭学習を15分しています。
習慣になるまではこれが中々大変でした。というか今もそれなりに大変です。
うちの娘は「なんで?」をよく口にするタイプで、自分で納得した事でないと行動に移しません。なんとなく、「とりあえずやってみるか」とはならないタイプです。
かつ、勉強がそんなに好きではないので毎日家庭学習を続けるのは、それなりの工夫が必要です。
そのために気を付けていること
- ご褒美制にする
- タイマーで勉強時間を測る
- 出来ない日は無理に15分やらせない
- だけど少しでもやる
- 嫌がる問題集は即やめる
- 理解できない問題にこだわらない
ご褒美制にする
我が家では家庭学習を15分すれば、1時間タブレット(ゲーム、youtube)をしてよい、というルールにしています。
勉強15分で1時間ゲームってめっちゃお得ですよね。よそ様のブログを拝見すると、むしろ逆くらいの配分ですよね。1時間勉強、15分ゲーム。
でも、勉強が好きではない子にはこれくらいやらないとご褒美にならないようで、この配分なら納得してやってくれます。
タイマーで勉強時間を測る
開始時間をメモして計算していた時もありましたが、パッと見て今何分経過したかが分かりやすいのでタイマーがあるとほんと便利です!
家庭学習を始めた当初はそもそもどのどのくらいの時間勉強するのが適切かわらなかったのですが、15分と決めた後も、ついついやらせ過ぎてしまっていました。その日にやると決めた量が終わるまでやらせていたためです。
やらせ過ぎるとその日はよくても、翌日勉強するのを嫌がるんですよね。「昨日いっぱいやったから、今日はやらなくてもいい?」なんて言われたり。
もちろん学習量で勉強終了を決めるのが一般的だと思うんですが、娘の場合、まずは家庭学習の習慣を付けることを優先したかったので、時間で区切るやり方にしています。
予想していたよりも大幅に時間がかかったケースはその日に決めた量が終了していなくても15分を過ぎていれば、きりのいい所で勉強終了にしています。
(算数→漢字→作文の3つやる予定であっても漢字が終了した時点で15分過ぎていれば漢字で終了。作文はやらない。)
また、私が家庭学習に慣れていなかったこともあり、そもそも量が適切ではなかったのもありました。
タイマーで勉強時間を測ることで、5分で終わると予想して渡した問題も意外と時間がかかっていたり、思ったよりすぐ終わる問題もあったり、と客観的に数字で表示されているので、適切な勉強量に調整しやすかったです。
そもそもなぜ15分と決めたかというと、娘の集中して勉強できる時間が15分程だからです。それ以上やっても、集中力が切れて「習得する」という意味ではあまり意味がない時間になってしまいます。なので、勉強量を時間から換算して調整していています。
最近は無茶な量をやらせることもなくなったので、最初に決めた量をこなすのに、おおよそ予想通り時間で終了できるようになりました。決めた量を終了するのに少し時間がオーバーすることもたまにありますが(18分とか)、そこは少しなので娘も集中力が切れることなく最後までやりきれています。
ちなみに、ご褒美のタブレット1時間もタイマーで測っています!表裏一体なのでね。約束の1時間以上やってないかチェックしやすいです!
出来ない日は無理に15分やらせない
だけど少しはやる
誰でも今日はやる気が出ない、という日がありますよね。2年生の新学期が始まってすぐは新しい生活に慣れないようで娘はお疲れモード。
そんな中だと元々大してない勉強のやる気が更に落ちていました。疲れてる時に無理やりやっても、集中力もないのできっと習得できないでしょう。
そういう日は、ルールでは15分と決めていますが、無理にやらせることはしませんでした。
ですが、5分だけ、1問だけとか少しだけでもやるようにして、勉強の習慣を途絶えさせないようにしています。何事も習慣ですからね。
とはいえ、本当にしんどそうなら休ませちゃったこともあったんですけどね、、家庭学習以前に学校行くパワーがなくなっちゃったら意味ないんで。集団生活にパワーを取られるタイプなもので。
出来ない問題にこだわらない
教科書レベルの問題をやっていても、たまにスッと理解出来ないものも出てきます。
タイマーの話とも重複するのですが、説明しても理解できない問題が出た場合は、理解出来なくても時間が来たら終了しています。
意外と寝て次の日にやると理解できたりするんですよね。何ででしょう?
次の日ではなく、一通りその単元の問題を終え、色々理解が深まった後に解き直すとすっと理解できることもあります。
一つの問題にこだわり過ぎて、その単元が全く進まなくなるより、とりあえず一通り進めることを優先してます。
もちろんその単元の基本となるような問題ではなく、応用的な問題に限りますが。
解いたその日に即理解することに拘らず、学校の授業までに理解できればいいや、というスタンスで進めています。
嫌がる問題集は無理にやらせない
嫌がるというのは、難易度的に娘には合っていないということなので、基本的に嫌がった時点でその問題集に取り組むのをやめます。
本人の実力に合ったものをやるのが1番伸びると思っているので、本人に合うものに変えていきます。私から見ると簡単過ぎるかも?というレベルが本人にはちょうど良いようです。
気を付けてはいるんですが
気を付けてはいるんですが、母も人間なのでこれ通り出来ない時もたまにあります。むしろ私の方が娘の勉強を一生懸命やってますからね。熱くなっちゃうこともあります。
とはいえ、家庭学習をやめてしまっては意味がないのでそこは、自分への戒めも込めてまとめてみました。
勝手に勉強する子にいつかはなってほしいですね。