家庭学習に通信教育を使わない理由 幼児期ポピーを取っていて学んだこと
我が家の家庭学習では、通信教育は使わず、市販の問題集で進めています。
娘の家庭学習には通信教育は合わないと思い、使っていません。
実は幼児ポピーを取ってました
実は、幼児期はポピーをとっていました。年少、年中、年長(きいどり、あかどり、あおどり)の3年間です。
当時は息子がまだ小さく、病状も安定せずで、日々のことをこなすので精一杯。娘の教育を考える余裕が全くありませんでした。通信教育を取っていれば、とりあえず該当年齢で何ができていればいいかの目安がわかるので、それだけでも価値があると考え、始めました。
ですが、とにかく溜めまくってました。
今振り返れば、そもそも勉強も好きじゃないし、家庭学習の習慣もついていない状態で通信教育を取るのは、無理がありすぎました。
届いた初日に一気にやったり、それ以降全くやらなかったり。私も無理やりやらせるパワーもなかったので、本人がやりたい時にやる、というスタンスで進めていました。なので、年長になってからは特にどんどんどんどん溜まっていきました。
年長の夏くらいから、さすがにこれはまずいと思い、できるだけやらせるように進めていきました。そうするとめっちゃ嫌がるようになり、バトル、バトル。
紆余曲折あり、ポピーは結局やりきることはせず、ダイソーのドリルに切り替えました。
年払いだったので、冊子自体は最後まで届きましたが、全部やるのではなく、やれそうなところだけをチョイスしてやりました。
通信教育は家庭学習が習慣化していない子供には量が多すぎる
我が家の家庭学習で通信教育が向いていないと思った理由は、以下。
- そもそも家庭学習の習慣がついていない状況では、通信教育は量が多すぎた。
- その量を消化するために、「できるようになる」より、「終わらせる」ことを優先してしまった。
- (問題集と比較して)値段が高いので、「習得」よりも「もったいない」の気持ちが出てしまった。
- 娘には、算数は簡単過ぎて、国語は難しかった。得意不得意の差があったので、問題のレベルが合わなかった。
ポピー自体はよい教材だったので、全くやらなかったわけではなく、一部使ったものもあったのですが、全部やらせるのは難しかったです。私のケチケチ精神が働き、無理やり全部やらせようとしたのがバトルになった原因でした。
ポピーの問題ってよく考えられていて、ただひらがなをなぞらせたり、書かせたりするわけじゃなくて、なぞなぞを読んで、その答えをひらがなで書く、みたいなやつだったので、ひらがながまだスラスラ書けなかった娘にはしんどかったみたいです。
算数は逆に簡単すぎて、つまらない、とよく言っていました。
華やかな問題集よりシンプルな問題集の方が好きなようです
あとは、通信教育に限らないのですが、娘はシンプルな問題集の方が好きなようです。
ポピーはガチガチの勉強という作りではなく、遊びの要素もあり、遊んでいるうちに学習できるというスタイルでした。なので私から見ると楽しそうでいいと思うのですが、娘には合わなかったようです。
ダイソーのシンプルな(カラーでそれなりに絵もありますが)作りの方がやりやすいと言っていました。
ダイソーだと、問題文があって、その後ろに問題、という一般的なドリルの作りですが、ポピーは最初に問題文があることはあるのですが、絵の中に問題があり、キャラの吹き出しにも問題文が書いていたりと点在していたので、どこを読めばいいのかわからず、戸惑っていました。
あとは単純に問題の難易度がダイソーの方が低いこともあったと思います。ポピーは楽しそうに見えて、実は聞かれていることは高度だったので。
勉強が好きじゃない子って楽しそうな紙面の方が取っつきやすくていいのかな?と思っていたので結構驚きました。軽く好きじゃない子だとその方がいいんだと思うのですが、娘くらいになると、遊びの要素が入って難しくなったり、時間が長くなるより、思いっきり勉強っぽい作りで、簡単ですぐ終わる方がいいらしいです。。ほんとそこまで嫌かと。。
こういう色々な経験を踏まえた結果、今の市販の問題集で進めるスタイルに落ち着きました。
単純に幼児ポピーは1000円くらいでしたが、小学生になるとどこの通信教育も3000円くらいになるので、また溜められたらもったいないというケチケチ精神も大きかったんですけどね。
補足 ポピー自体はいいものです
一応誤解なきよう、補足を。この記事で言いたかったのは、
- 我が家が通信教育をするほど家庭学習の習慣がついていなかった
- 娘は華やかな紙面よりもシンプルが好きなタイプだった
ということです。
幼児ポピー自体はとてもよく考えられていていい教材でした。
特に年長あおどりの入学準備のわぁくんが我が家ではためになりました。小学校でどんなことをするのかが写真で説明されていたので、娘にもわかりやすかったようです。気に入ってよく見ていました。
母としては、入学に向けての生活面での家庭での取り組みが毎号載っていたが良かったです。
お箸、鉛筆の持ち方、給食の配膳に向けてご飯やお味噌汁をよそってみる、ちょうちょ結びの仕方、和式トイレの使い方などなど。
第一子で、小学校のことをイメージしにくい、うちのような家庭にはわかりやすかったです。